有限会社H.C.S 様
ホームページは、作っただけでは成果につながりません。
特に小さなお店では、ホームページを更新したほうがよいと分かっていても、日々の営業が忙しく、パソコンを開いて記事を書く時間を取れないことがあります。
そこでビオス北海道では、ススキノのスナック情報を発信するWebサイトに、次の仕組みを導入しました。
- 情報の中心となるWordPress
- スマートフォンから記事を更新できる仕組み
- WordPressの更新情報をXへ自動投稿する仕組み
難しいシステムを導入したのではありません。
「お店の人が無理なく情報を発信し続けられること」を最優先に考えて、更新の流れを整理しました。
パソコンを開かなくても更新できる仕組み
スナックや飲食店は、昼間に事務作業をする会社とは働く時間が違います。
営業前の準備、接客、片付けなどがあり、落ち着いてパソコンの前に座れる時間は多くありません。
また、一般的なWordPressの管理画面は、慣れていない人にとって操作が難しく感じられることがあります。
そこで、スマートフォンから簡単に情報を送信し、WordPressへ掲載できる更新方法を採用しました。
お店の人が行う作業は、基本的に次のような内容です。
- スマートフォンで文章を書く
- 写真を選ぶ
- 情報を送信する
投稿された内容はWordPressに保存され、ホームページの新着情報として公開されます。
パソコンを開いて管理画面へログインし、複雑な操作をする必要はありません。
この「更新の面倒を減らすこと」が、情報発信を続けるための大切なポイントです。
WordPressを情報発信の中心にする
SNSだけで情報を発信する方法もあります。
しかし、SNSの投稿は時間が経つと流れてしまいます。
過去に投稿したお店の情報を探したい人にとっては、必要な情報を見つけにくい場合があります。
一方、WordPressに情報を保存しておけば、投稿がWebサイトに残ります。
お店の名前、出演者、イベント、営業時間などの情報が蓄積され、Google検索から見つけてもらえる可能性も生まれます。
今回の仕組みでは、WordPressを「情報をためておく場所」として利用しています。
そして、WordPressに新しい記事が公開されると、その情報をXにも自動で投稿します。
つまり、次の流れです。
スマートフォンで更新
↓
WordPressに情報を掲載
↓
Xへ自動投稿
↓
SNSや検索からWebサイトへ来てもらう
WordPressとXを別々に更新する必要がないため、発信する人の負担を減らせます。
2026年6月のGoogle検索実績
今回、Google Search Consoleに記録された2026年6月1日から6月30日までの検索データを確認しました。
1か月間の実績は、次のとおりです。
- Google検索での表示回数:3,000回
- Google検索からのクリック数:505回
- 平均クリック率:16.83%
- Google検索の平均掲載順位:8.22位
クリック率とは、Googleの検索結果にWebサイトが表示された人のうち、実際にサイトをクリックした人の割合です。
今回の平均クリック率16.83%は、単純に説明すると、検索結果に約100回表示されるごとに、約17回クリックされた計算です。
掲載順位は平均8.22位でした。
検索結果の1ページ目付近に表示されながら、興味を持った人にしっかりクリックされていたことが分かります。
日によってはクリック率29%を記録
日別のデータを見ると、特に高いクリック率を記録した日がありました。
2026年6月3日は、次の結果です。
- 表示回数:64回
- クリック数:19回
- クリック率:29.69%
- 平均掲載順位:5.1位
検索結果に表示された人のおよそ3人に1人がクリックした計算です。
6月2日もクリック率29.17%、6月5日も27.14%を記録しました。
30日間のうち、多くの日で10%を超えるクリック率が確認されています。
これは、検索した人が探しているお店や情報と、Webサイトに掲載された内容が合っていた可能性を示しています。
スマートフォンからのクリックが約8割
デバイス別の結果も、ススキノの店舗情報サイトらしい特徴が出ています。
スマートフォン
- クリック数:407回
- 表示回数:2,146回
- クリック率:18.97%
- 平均掲載順位:8.16位
パソコン
- クリック数:95回
- 表示回数:829回
- クリック率:11.46%
- 平均掲載順位:8.39位
タブレット
- クリック数:3回
- 表示回数:25回
- クリック率:12.00%
- 平均掲載順位:7.32位
全505クリックのうち、スマートフォンからのクリックは407回でした。
全体の約80.6%がスマートフォンからのアクセスです。
ススキノのお店を探す人は、外出先や移動中にスマートフォンで検索することが多いと考えられます。
そのため、スマートフォンで見やすく、お店の情報へすぐ移動できるWebサイトにすることが重要です。
一部のページではクリック率45%以上
ページ別のデータを見ると、さらに高いクリック率を記録しているページもありました。
主なページの結果は次のとおりです。
- 個別記事:クリック122回、表示597回、CTR20.44%
- 個別記事:クリック118回、表示755回、CTR15.63%
- 投稿者ページ:クリック87回、表示293回、CTR29.69%
- カテゴリーページ:クリック83回、表示183回、CTR45.36%
- 投稿者ページ:クリック63回、表示74回、CTR85.14%
特定の投稿者ページでは、表示74回に対して63回クリックされ、クリック率85.14%を記録しています。
ただし、表示回数が少ないページは数字が大きく変動しやすいため、85.14%だけを取り上げてサイト全体の成果と判断することはできません。
重要なのは、サイト全体でも3,000回の表示に対して505回クリックされ、平均16.83%という結果が出ていることです。
お店の名前で探している人に届いている
検索された言葉を見ると、店舗名や会社名に近い検索が確認できました。
例えば、次のような検索です。
- エイチシーエス
- 粋酔
- スナックアンジュ
- アンジュ スナック
- HCS 札幌
- すすきのと店舗名を組み合わせた検索
これは、テレビCMのように不特定多数へ広く見せるアクセスとは違います。
すでにお店を知っている人や、気になるお店を詳しく調べている人が検索している可能性があります。
検索する目的がはっきりしているため、来店や問い合わせに近いアクセスになりやすいと考えられます。
X自動投稿だけの成果とは断定できない
今回の数字について、注意しなければならないこともあります。
Google Search Consoleで確認できるのは、Google検索からの表示回数やクリック数です。
そのため、今回のデータだけでは、Xの自動投稿が何件のクリックを生んだのかは分かりません。
また、WordPressのスマートフォン更新機能を導入したことだけが、検索順位やクリック率を上げたと断定することもできません。
検索結果には、記事の内容、店舗名の知名度、過去から蓄積されたページ、競合するサイトの数など、複数の要素が影響します。
しかし、スマートフォンで更新でき、Xにも自動投稿される仕組みによって、情報を発信し続けやすくなったことは確かです。
投稿が増えれば、WordPressに情報が残ります。
情報が残れば、Googleが検索結果に表示できるページも増えます。
つまり、今回の成果で大切なのは、XだけでもWordPressだけでもありません。
更新を続けられる仕組みを作り、情報をWebサイトに蓄積したことです。
小さなお店ほど「続けられる仕組み」が必要
ホームページ運営が止まる原因は、担当者のやる気がないからではありません。
多くの場合、更新作業が日常の仕事に合っていないことが原因です。
毎回パソコンを開く必要がある。
管理画面へログインする必要がある。
ホームページとSNSの両方に同じ内容を投稿する必要がある。
このように作業が増えると、忙しい時期に更新が止まります。
そこでビオス北海道では、ホームページを制作するだけでなく、「誰が、いつ、どのように更新するのか」まで考えます。
今回のように、
- スマートフォンから情報を送る
- WordPressに記事を残す
- Xへ自動投稿する
という流れを作れば、少ない作業で情報発信を続けられます。
ビオス北海道が提供するのは、更新できるホームページ
見た目がきれいなホームページを作っても、更新されなければ情報は古くなります。
大切なのは、完成した後も使い続けられることです。
ビオス北海道では、WordPressを中心に、スマートフォン更新、メール更新、Webフォーム、X自動投稿などを組み合わせ、会社やお店に合った運用方法を設計しています。
今回のススキノの情報サイトでは、2026年6月のGoogle検索において、次の成果が確認できました。
- 表示回数3,000回
- クリック数505回
- 平均クリック率16.83%
- スマートフォンからのクリック407回
- スマートフォンのクリック率18.97%
これは、「ホームページを作ること」だけでなく、「無理なく情報を更新し続ける仕組み」を整えることの大切さを示す一つの実績です。
ホームページの更新が止まっている。
SNSとホームページを別々に更新するのが面倒。
パソコンを開く時間がない。
そのような場合は、担当者の努力を増やすのではなく、更新方法そのものを見直す必要があります。
ビオス北海道は、北海道の中小企業や小規模店舗に合わせて、続けられる情報発信の仕組みを一緒に設計します。